読書感想ブログその10
今回の本はコレ。
学びを結果に変える
アウトプット大全
自分が個人(読書感想)ブログを立ち上げようとしたのも学びを着実にアウトプットしていきたいと思ったからです。
でもなかなかアウトプットするのって難しいですよね。
本を読んだり、勉強会に参加したりしたら、もうそこで学んだ気になってしまうのが普通だと思います。
でも著者の樺沢さんはそれでは意味がない、と断言しています。
樺沢さんは学んだ(インプットした)ことを具体化(アウトプット)してはじめて学びになる、と話しています。
本書は様々なアウトプット(話す、書く、行動する等)の方法をわかりやすく説明してくれているので、すぐに実践することができます。
私自身が行なっているこのアウトプット(読書感想ブログ)が誰かのインプットとなり、そしてアウトプットにつながればとても嬉しいなと感じます。
●はじめに
あなたが成長するためのカギは?
「自分の意見をうまく伝えたい」
「良いアイデアが思い浮かぶようになりたい」「仕事や勉強の成果をもっと出したい」
インプットとアウトプットの黄金比率は
「3対7」
仕事や学業によるストレスや人間関係の悩みから解放されてほしい。
過剰なストレスや悩みは激減する。
読み始めたときはなぜアウトプットがストレスや人間関係の悩みから解放されるのかわかりませんでした。
ですが本書にあるアウトプットの内容を自分なりに実践していったことでその意味が少しわかってきたように思います。
それはインプットとアウトプットのサイクルを回していくことでたくさんの学びや自己成長、新しい発見を得ることができるからです。
たしかにこれ以上の楽しさはないなと感じますし、こんな毎日を送ることができれば仕事や人間関係などのストレスは激減するだろうなと思います。
私も一つでも多くアウトプットする機会をつくり、楽しい人生の実現を目指していきたいと思います。
●チャプター1 アウトプットの基本法則
・アウトプットの基本法則1
2週間に3回使った情報は長期記憶される
・アウトプットの基本法則3
インプットとアウトプットの黄金比は3対7
●チャプター2 科学に裏付けられた伝わる話し方
・ほめる
相手が調子に乗らない効果的な「褒め方」
具体的に褒める。強化したい「具体的な行動」をできるだけ細かく褒める
本書では例として部下が1億円の契約を取ってきた場合の上司の褒め方を書いています。
「1億円の契約をとってきてすごいな!」
→結果を褒めているだけなのであまり良くない
「1億円の契約を取れたのはクライエントさんの希望に叶うように、あきらめずに企画書を出し直したから。その粘り強さはすごいな!」
→強化したい「具体的な行動」をできるだけ細かく褒めている
●チャプター3 能力を最大限に引き出す書き方
・書き込む
びっしり書き込まれた本は学びの軌跡
1冊の本から3つの気づきを得る
・ノートをとる 思考の軌跡は1冊のノートに全て残す
レジメにメモしない
気づきを3つ書く
To Doを3つ書く
・メールを送る 朝一のメールチェック&返信は5分以内
始業直後にメールしない
著者は1冊の本から「3つの気づき」が得られればそれは大切な「宝物」を獲得したのと同じと言っています。
また読書する際、ただ読む(インプットする)だけじゃなく、感じたことを本に書き込んだり、マーカーでラインを引いたり(アウトプット)していき、本を汚すことを推奨しています。
これをすることで私の場合、読書感想ブログを書く際にとても思い出しやすくなりました。
あぁ、この内容を読んだときにこんな思いをしたなぁとか、
ここで自分はこんなことを思いついたなぁとか、
そのときの感情もセットで思い出すことができるのでとてもオススメの方法だと思います。
●チャプター4 圧倒的に結果を出す人の行動力
・完成させる
「30点の完成品」を時間をかけて磨き上げる
・始める
5分だけ頑張って「やる気スイッチ」オン。時間はたったの5分
・時間管理する 一日15分の「すきま時間」を活用
制限時間を決めて取り組む
一日15分1アウトプット
アウトプットしないインプットは意味がない
自分的にはこの章に書かれてある内容が一番実践しやすく効果も出やすかったように感じます。
『30点の完成品』という発想はこのブログ作成作業においてとても重要でした。
文章を書く、ということに慣れていない自分はいきなり100点満点を目指そうとしていつも挫折してしまっていました。
まずは30点でいい、という発想をもつことでいちいち悩むことなく、スピード感を持って取り組むことができています。
そしてそのスピード感を継続するために次の『5分だけ頑張る』と『1日15分のアウトプット』がサポートしてくれます。
この5分、15分という絶妙な時間がアウトプットのハードルをグッと下げてくれるような気がしています。
私はまだ毎日アウトプット、とまではいきませんがこのポイントを知ったことでアウトプットするのがとても楽しくなってきました。
私でもできるようになったので、是非皆さんも試してみてもらいたいなと思います。
以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。